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ラ コリーナ日誌

たねや日牟禮乃舍のおばんざい

Text : 黒川志歩(広報室)

  • #たねや

たねやで唯一の食事メニューであるおばんざいを提供している日牟禮乃舍。

おばんざい(お番菜)とは、番茶や番傘のように日常、常という意味の「番」とおかずを意味する「菜」が合わさってできた言葉です。

私たちが「近江の田舎料理」とご紹介している日牟禮乃舍のメニューはおばんざいが中心で、素材や調理方法のほか、食べ方からからだに優しく、どこか懐かしさを感じられる田舎料理をご用意できるよう心がけています。

食べる順番

季節の恵みをいただき、健やかに。
たねや膳では味噌汁、赤こんにゃく、おばんざいの丁字麩や近江豆腐、そして近江牛・湖魚を食べ、おこわの順にお楽しみいただくことをおすすめしています。食物繊維を十分に摂ったあとにおこわをお召し上がりください。

咀嚼

よく噛むことは素材を味わうこと。
おばんざいの野菜はあえて少し大きめにカットし、噛みごたえのある硬さになるよう調理しています。
しっかり咀嚼することでより吸収率もあがり満腹感にも繋がります。


味噌汁

鰹と鯖節、昆布でとっただしと発酵食品である田舎味噌をあわせています。だしを濃いめにとることで、味噌の量を抑え、だしのかおりと優しい味噌の塩味で仕上げています。
食事のはじめにぜひ、発酵食品の味噌を使用したあたたかい味噌汁をお召し上がりください。

小豆の佃煮

たねやでこし餡を製造する際にでる小豆皮に、だしをとったあとの鰹節、鯖節、昆布をすりつぶし、炊きあげた一品。
濃いだしとだし醤油で炊きあげた小豆の佃煮はだしがらを使用することで風味もよく、塩味も控えめに仕上がっています。

赤こんにゃく

近江の特産品として知られている「赤こんにゃく」。近江八幡市の乃利松商店に小豆皮を入れた特別な赤こんにゃくをつくっていただいています。赤こんにゃくは通常のこんにゃくよりもっちりとした食感が特徴。きめ細かく滑らかな舌触りと歯ごたえをお楽しみください。
近江八幡市の乃利松商店の赤こんにゃく

おばんざい

近江八幡の名産である赤こんにゃくや丁字麩、近江牛や季節によっては琵琶湖の湖魚もご用意しています。
地元の近江野菜を中心に全国から素材を取り寄せ、五味調和(酸味、苦味、甘味、辛味、塩味)で味に強弱をつけ、素材のもつ本来の味をお楽しみいただけるよう努めています。

オリーブオイル

イタリア中部のCMV社から直輸入するグリーンが鮮やかなエキストラ・ヴァージン・オリーブオイルは、搾りたてのフレッシュな香りを現地で閉じ込めたもの。爽やかな風味のオリーブオイルで素材の味がより引き立ちます。
カステッロ・モンテヴィビアーノ・ヴェッキオ(CMV)社のエキストラバージン・オリーブオイル

山椒

長野の老舗 八幡屋磯五郎の香りと辛さ際立つ粉山椒。山椒は味覚を敏感にする素材です。お食事の前に口にすることで食材がもつ本来の旨味をより深く感じていただけます。

おこわ

米どころ近江の滋賀羽二重糯だけを使用しふっくらと蒸しあげたおこわ。小豆皮に赤こんにゃく、スーパーフードと呼ばれるキヌアを混ぜ込み、やわらかさのなかにつぶつぶとした食感をもたせています。
糖質、炭水化物であるおこわは食事の後半に召し上がられることをおすすめしています。

選び抜いた素材をふんだんに使用した「たねや膳」。季節の食材の味わいと料理人のこだわりをぜひゆっくりとお楽しみください。


キャンディーファーム

おばんざいに使用する野菜には、たねやグループの自社農園 キャンディーファームがラ コリーナで育てた野菜も使用しています。ラ コリーナの畑では栽培期間中 無農薬・無化学肥料で野菜を育てています。

クラフトビール

日牟禮乃舍から徒歩約3分。近江八幡を拠点にクラフトビールを醸造する二兎醸造株式会社:TWO RABBITS BREWING COMPANY(トゥーラビッツブリューイングカンパニー)と1年以上の時間をかけて開発した2種類のクラフトビールをご提供しています。
深蒸し茶、玄米茶、滋賀県産滋賀羽二重糯を原料にしたお茶のビール「クラフトビール グリーンティー&ライス」とコーヒー豆を原料にしたコーヒーのビール「クラフトビール コーヒー」をご用意しています。
二兎醸造株式会社:TWO RABBITS BREWING COMPANY