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ラ コリーナ日誌
『La collina』5号 発行!
Text : 田中朝子(広報室/ラ コリーナ編集室)
- #コンセプト
年2回(3月、8月)、たねやグループより発行している冊子『La collina』5号が仕上り、3月初旬から配布スタートしました! 今回の特集は「おばあちゃんの近江八幡」。 近江八幡で生まれ、育ち、嫁ぎ・・・現在為心町にお住まいの90歳になる立木米(たちき よね)さんの暮らしに寄り添い、取材させていただきました。 幼い頃から町に親しみ、地元のこと、お祭りのこと、日常の相談ごとなど、米さんは町中の人々からとても頼りにされているおばあちゃん。また、ふな鮨や梅干しの漬け方のコツなど暮らしの知恵がとても豊富です。 米さんが幼かった頃と今では町の景色や様子は様変わりしていますが、その中でも、昔から変わらず受け継がれていることがあります。そこに理由はなく、当たり前のこととして繰り返され代々受け継がれていきます。静かな時間の流れの中で、人とのつながりの大切さ、豊かさの〈本質〉を感じる貴重な取材でした。 「くらしといとなみ」では、〈為心町上の地蔵盆〉と〈ヨシ灯り展〉を。町内の子ども達を見守ってくれるお地蔵様を前に、目には見えないけれど、大切な何かが確かに子ども達の心にも吹き込まれている、そんな様子が伝わってきます。 また、湖畔に自生する〈葭(よし)〉に親しみを持ち、活用を考えるきっかけにしてほしいと開催されている〈ヨシ灯り展〉。日が暮れると幻想的な素晴らしい作品が浮かび上がります。水、土、空気を浄化してくれる豊かな自然環境を守りながら、自然の恵みを使わせていただく・・・。感慨深いものがありました。 人々の息づかい、いとなみ、力強さを肌で感じることができる近江。 本来の豊かさを感じていただくことができれば、と思います。 冊子をしめくくる「ラ コリーナ近江八幡便り」では、シンボルキャラクターに選んだ〈アリ〉の不思議な魅力、優れた社会性、自然の知恵など、お菓子を商うたねやグループが学ぶべきことなどをお伝えしています。さらに、「アリものがたり」のコーナーを新しく設けました。小さなアリの世界観を少しずつひも解いてみたいと思います。 ぜひ、たねやグループ店頭でお受け取りください! (撮影:関宙明/ミスター・ユニバース) ※冊子『La Collina』について、過去の記事はこちら。 ※オンラインショップからも、お取り寄せいただけます。