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ラ コリーナ日誌
ラ コリーナは“対話の場”
Text : 國領美歩(広報室)
- #コンセプト
ラ コリーナ近江八幡は人が集い、語らう、対話の場。
本音で話し、心を通わせることでたくさんの学びを得ることができます。
たねやグループでは6月15日から、今春入社した新入社員のフォローアップ研修が行われました。
この日は、たねや農藝の工房棟でたねやグループCEOの山本昌仁社長、クラブハリエの山本隆夫社長(グランシェフ)が新入社員からの質問に答える時間が設けられました。
はじめは緊張した様子だった新入社員も、ところどころに笑いを含ませながら飾らない言葉で話してくださるお二人の話に夢中で聞き入っていました。
ストレス解消法はありますか?
社長が今の私たちくらいの時に、辛かったことはないですか?
今までの仕事の中で、一番楽しかったことは何ですか?
たねやの和菓子、クラブハリエの洋菓子で、それぞれ一番好きなお菓子は何ですか?
互いに尊敬するところは?
いつから社長になるという決意をされたのですか?
日ごろ、どんなことを考えてお菓子を食べたらいいですか?
たくさん海外に行かれている中で、おすすめの国や場所はありますか?
ほかにも多くの、様々な質問が飛び交いました。
どんな思いで「たねや農藝」をつくったのですか?という質問には、後ろで見守っていた山本德次会長から「やりたいから、やった!」という力強いお答えをいただきました。そのシンプルで偉大な「心意気」に触れ、場が沸きました。
「下積み時代に頑張ったことがこう活きている、ということを教えてください」という問いに、グランシェフはこう答えられました。
下積みといえば、今でもそうやと思う。センス、技術、知識は突然現れるものじゃなく、積み重ね。「あの人いつもすごいな」と思ったら、その人は何を経験しているかを考えるようにしている。スピードは違っても、ずっと積み重ねていけば誰でもやればできる。
昌仁社長のお答えは。 一人前になるまでは、真似ることから始まる。「こういう人になりたい」という憧れの人を見つけて、目指していく。憧れの人を見るうちに、「自分はこういう道でいく」と開けていき、進んで行ける。いろんな人に会ってしゃべることを大切にしてほしい。
自身の経験から生まれる言葉は、一つ一つに重みと説得力があります。 真剣に、まっすぐ語りかけてくださるリーダーの姿は新入社員の目にどう映ったのでしょうか。
その表情はキラキラと輝いていました。
たくさんの学びと共感を得たグループの新たな仲間たちは研修後、それぞれの配属先に分かれて行きます。 フレッシュな彼ら彼女らの活躍に、こうご期待ください!