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ラ コリーナ日誌
バームサブレの秘密
Text : 鷲尾明子(広報室)
- #メインショップ〈草屋根〉
- #クラブハリエ
ラ コリーナ近江八幡で販売しているバームクーヘンをかたどったクラブハリエのバームサブレ。
開発したシェフのこだわり、それは食感。
口の中でほろほろと崩れていく、この食感こそがシェフがイメージしていたもの。
この食感はバームクーヘンを細かく砕いて生地に練り込むことで生まれます。
出来上がった生地は冷蔵で一晩寝かして生地を馴染ませます。
そうすることでなめらかでしっとりとした生地になり、サクッとした焼き上がりになるそうです。
均一の厚みに伸ばした生地をいよいよ型抜きの機械へ。
メインショップオープンから大変な人気のこのサブレ、以前は職人が手作業で一つ一つ型を抜いていました。
しかし、一人でも多くのお客様のお手元に届くよう、作業効率を改善。バームサブレ専用の型抜き機です。
ここを担当するパティシエールが生地を流す際に気をつけている事、それは生地のやわらかさ。
固すぎてもやわらかすぎてもうまく型が抜けないため、ちょうどいい状態のものだけを手で感じて流します。
焼き上がったサブレは個装されて缶に詰められます。
バニラとショコラの2種類の詰合せ、バームクーヘンをかたどった缶も可愛らしく、お土産にも喜ばれそう。
販売員を通してお客様のもとへお届けするバームサブレ。
シェフの思いを中心に菓子づくりに携わる者たちの知恵や手塩にかける思いがその味わいを支えています。
9月9日に京都髙島屋でオープンするクラブハリエのB-studioでも販売します。
※過去の記事 バームクーヘンがサブレになって登場!もあわせてご覧下さい。