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ラ コリーナ日誌
〈栗百本〉オープンまであと2ヶ月
Text : 國領美歩(広報部)
- #カステラショップ〈栗百本〉
いよいよラ コリーナ近江八幡に〈栗百本〉カステラ専門店がオープンします!
たねやが長年大切にしてきたお菓子「カステラ」を、より多くのみなさまに楽しんでいただきたい。ここ近江八幡の地で生まれた「新たな表現のカステラ」をご提案したい。そんな思いで準備を進めています。
〈草屋根〉メインショップに引き続き、設計を担当してくださるのは建築史家・建築家の藤森照信先生。
先生ご自身が名付けた「栗百本」の名の通り、100本の栗の木を使った建物です。
藤森先生デザインの机や椅子にも栗材を使用し、長い年月を生きてきた栗の木の存在感とあたたかさ、職人の動きが見える工房で焼きあがるカステラのほんのり甘い香りを感じていただける店内を目指します。
先月、栗の木の柱に「栗百本」という文字の焼印を入れました。この字は山本德次会長による書。
書を形どった焼きゴテを熱し、慎重に焼き入れます。
本番は一回きり。失敗は許されないため、社長の練習も念入りに行います。焼きゴテは温度が上がり過ぎても焦げて綺麗に押せないため、熱し具合も細かく確認。あとは思い切って押すのみです。
さあ、一文字目!緊張の瞬間です。
木が焼け、白い煙がもくもくと立ち上るなか、周りの者も固唾を飲んで見守ります。ほんの数秒押し当てた焼きゴテを外すと、そこにはくっきりとした「栗」の文字が!思わず拍手と歓声が起こりました。
「いいですねぇ。いい!いい!」と藤森先生も嬉しそうでした。
「百」「本」と順調に続き、無事3つの文字が栗の木に。力強い「栗百本」の文字が焼き入れられる様子は、まるで「栗百本」の新たな物語が始まったような、命が吹き込まれたような、そんな瞬間でした。
柱を反対に向け、次は德次会長の出番です。
くっきりと浮かび上がった「山本德次書」の文字に、德次会長もほっとした表情。
オープン後ご来店いただいた際には、ぜひこの焼印を探してみてください!
その後ほどなくして、上棟式が執り行われました。まだ冬の寒さが残る快晴の日でした。 焼印の日に続き、上棟式には栗百本開店準備室の矢掛あゆみも参列しました。オープンに向けた準備も佳境を迎え、矢掛の思いも高まっています。 「すごく神聖な場に立ち会わせていただいたようで、気が引き締まる思いです。焼印のときも、選ばれた1本の木は樹齢140年の栗の木と聞いてびっくりしました。たねやの歴史と同じだけ長い年月を重ねてきた木に、会長、社長が焼印を入れられる瞬間に居させていただいたことに感動しました。焼印が入った栗の木がお店に立てられる日が楽しみです。オープン後はお客さまに今日のことをお話していきたいです」。 希望にあふれたキラキラとした表情で、矢掛は話していました。 オープンまであと少し。みなさまに詳細をお伝えできる日も近づいてきました。こうご期待ください!! ※あわせて<栗百本>の過去の記事もご覧ください! 「栗百本」をもとめて 〈栗百本〉栗の木のその先は… 〈栗百本〉地鎮祭とカステラ
その後ほどなくして、上棟式が執り行われました。まだ冬の寒さが残る快晴の日でした。 焼印の日に続き、上棟式には栗百本開店準備室の矢掛あゆみも参列しました。オープンに向けた準備も佳境を迎え、矢掛の思いも高まっています。 「すごく神聖な場に立ち会わせていただいたようで、気が引き締まる思いです。焼印のときも、選ばれた1本の木は樹齢140年の栗の木と聞いてびっくりしました。たねやの歴史と同じだけ長い年月を重ねてきた木に、会長、社長が焼印を入れられる瞬間に居させていただいたことに感動しました。焼印が入った栗の木がお店に立てられる日が楽しみです。オープン後はお客さまに今日のことをお話していきたいです」。 希望にあふれたキラキラとした表情で、矢掛は話していました。 オープンまであと少し。みなさまに詳細をお伝えできる日も近づいてきました。こうご期待ください!! ※あわせて<栗百本>の過去の記事もご覧ください! 「栗百本」をもとめて 〈栗百本〉栗の木のその先は… 〈栗百本〉地鎮祭とカステラ