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ラ コリーナ日誌
〈ラ コリーナCLUB〉2回目「田植え」
Text : 田中朝子(広報室)
- #キャンディーファーム(農藝)
- #お米づくり
朝からすっきりと晴れわたった5月20日、〈ラ コリーナCLUB〉2回目「田植え」を行いました。
みんな元気にあいさつを交わしたあと、お揃いのタオルを首に準備を整え、さあ棚田へ!
真夏のような日差しを浴びながら、鮮やな新緑の木々の小径(こみち)を抜けて…。
先月蒔いた種も1ヶ月で約10㎝の苗に育ちました。
根を張ったずっしりと重い自分の苗箱を順に受け取り、田んぼまで運びます。
水を張った田んぼにはホウネンエビやアメンボなど生き物の姿もあって、健やかな田んぼだと実感できます。
今回、棚田一枚分を一家族に割り当てました。
たねや農藝 北之庄菜園 園長の讃岐から植え方のポイントなど説明を聞いた後、いよいよ田植え体験です。
まずは苗を真っ直ぐ植えるために、お手製の棒で筋をつけました。
素足で入る初めの一歩に少し戸惑いながらも、入ってみると「気持ちいい!」と子どもたちが感想を聞かせてくれました。はじめは膝くらいまで埋まる足がなかなか抜けなくて身動きがとれずお父さんお母さんの助けを求めていた子どもたちも、しばらくすると要領を得た様子。笑顔があふれ楽しんで田植えをしていました。
自分たちの田んぼが終わると、お互いの田んぼを手伝いながら賑やかに和気あいあいとした雰囲気であっという間の時間でした。
泥んこになりながら、土の感触を肌で感じ農業に親しむこのような体験は今の時代とても貴重です。
田植えを終え、園長から
「今日植えた田んぼは“僕たち私たちの田んぼ”。これから収穫まで手入れをしてゆきます。夏場は草刈りも大切な仕事の一つです。いつでもお世話に来てください!」とあいさつがありました。
次回は6月17日。稲の生長を確認しながら、草むしりをして、鳥おどしの「鳴子づくり」に挑戦します!