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ラ コリーナ日誌

今年もラ コリーナで森里海!

Text : 國領美歩(広報室)

京都大学〈森里海連環学教育研究ユニット〉と たねやグループが、ともに“自然に学ぶ”取り組みが今年もスタートしました。広い知識と活き活きとした好奇心を持つ学生のみなさんと、今年はどんな学びを深められるのでしょうか。今からとても楽しみです! 先日、京都大学フィールド科学教育研究センター センター長の山下洋教授をはじめ、ユニットに関わる先生方が近江八幡にお越し下さり、活動内容などについて話し合いました。 2014年から連携をスタートし、今までに計101人の学生が近江八幡で学びを深めてきました。今年度からは体制を新たに、たねやグループとしてもさらに充実した学びの場を提供してゆけたらと考えています。 先生方からそれぞれの研究分野をうかがい、近江八幡でどんな研修ができるかワクワクしてきたという山本。 「学生のみなさんと共に学び、実際に地域のためになる取り組みへと発展させていけたら」と展望を膨らませています。


ラ コリーナ近江八幡とその周辺の地域には、豊かな「森」「里」「海」のフィールドがあります。 その地の利を生かし、2014年から2017年には毎年、世界各国からの留学生を含む学生のみなさんが近江八幡を訪れ、様々なフィールドワークを行いました。 ▼森:多様な生き物が暮らす八幡山を中心に、その山裾では竹林ワークショップを展開 ▼里:八幡山城下町を歩き、伝統的建造物や神社などからその深い歴史を学習 ▼海:琵琶湖最大の内湖・西の湖や北之庄沢、その周辺の水質など、水辺の生態系を調査 そして、ラ コリーナでは、体験を通して自然とともに開かれた商業施設のあり方を考察しました。 「自然と人々がつながり、ともに関係性を築きながら生きている」という森里海連環学の考え方や学びは、 私たちにとっても大切な気づきを与えてくれます。また、専門的な研究による実績や根拠は、私たちが持つ「近江八幡の豊かな自然を次の世代に継いでいきたい」という思いを実現するための、大きな力になると信じています。「未来へ、ともに学ぶパートナー」として、歩んで行けたらと思います。   ※京都大学との共同研究に関する過去の記事も合わせてご覧ください。 京都大学と、森・里・海! 京都大学・森里海シンポジウム 未来へ、ともに学ぶパートナーに。 ラ コリーナで森里海!