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ラ コリーナ日誌

稲刈りで感じた“自然との共生”

Text : 廣本結香(龍谷大学)

  • #サステナビリティ
  • #キャンディーファーム(農藝)
  • #お米づくり

今回はラ コリーナ近江八幡にある、たねやグループの農業部門「たねや農藝」の学生アルバイトスタッフ廣本結香さんのレポートをお届けします!!


こんにちは。夏季にたねや農藝にてアルバイトをしています、龍谷大学農学部3回生の廣本です。 今回は先日行われた稲刈りの様子などをお伝えしたいと思います。 9月11日、たねや農藝のスタッフさん他20人ほどの少人数で「キヌヒカリ」という品種のお米の稲刈りをしました。雨天により、大勢が集まって行う予定だった9月9日の稲刈りが中止となったためです。 朝9時に田んぼに着くとすでに作業は始まっていました。ラ コリーナには一面の黄金色が広がっていました。 男性の方を中心に稲架(はさ)を立てている間、私はほかの皆さんに混じって稲刈り作業を行いました。 鎌で稲を刈っては3~4束ごとに紐でたばね、あちらこちらに積んでいきます。 たねやグループでは農作物を無農薬で育てているからか作業の間、田んぼのあちらこちらで、バッタやトンボ、クモ、カエルにドジョウなど様々な小さな生き物たちの姿をたくさん見ることができました。 ある程度の量の稲束ができあがると、稲架掛けの作業に入ります。 本来だと稲の束を稲架のそばまで持ち運んでから稲架にかけるのですが、今日は田んぼの土が乾いておらず泥の状態で歩きにくい…ということで、束を稲架までリレー形式で投げ渡すことになりました。 その様子は、例えるならば“空とぶ稲束”!! これには周りで様子を眺めていたお客様も驚いて見ていらっしゃいました。 途中から応援の方も入られ、今日は田んぼのうち、メインショップ側の半分ほどの作業が終わりました。 これから数日をかけメインショップ側の田んぼの全面の作業を終わらせる予定だそうです。 私自身途中に長靴が田んぼから抜けず、靴下で着地してしまうなど小さなハプニングもありましたが、和気あいあいとおしゃべりもしつつ働かせて頂きました。お客様に「頑張って」や、「大丈夫?」等の声掛け頂いたときにはとてもやる気や元気がでました。お客様のみなさん、ありがとうございました! 今回の稲刈りを通して、手作業での稲刈りの大変さはもちろんのこと、田んぼに生きる生物の種類の豊富さなども知ることが出来ました。というのも、小さな生き物はその数もさることながら種類も様々なことに加え、稲の間には沢山の種類の植物も元気に生えており、確かに“自然と共生”しているのだなと感じました。 これからも作業は続きますので、色々なことを学びつつがんばっていきたいと思います!   ※今年の田植えの記事「はじめて田植えを体験!」もあわせてご覧ください!