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ラ コリーナ日誌

坂ノ途中 × たねや取材レポート その3

Text : 青木 志歩(広報室)

  • #サステナビリティ
  • #コンセプト

いよいよ取材レポートも最後の日誌になります。 三重県の「HATAKEYA」で育てられた野菜もふくめ、契約農家の農作物が京都府の「株式会社 坂ノ途中」に集合し、各地に出荷されます。 滋賀県のたねや日牟禮茶屋にも大切に育てられた農作物が届きました。 最後はこの取り組みへのたねやの思いを紹介します。


たねや飲食担当 料理長 小林達也 「坂ノ途中さんから送られてきた野菜はどれも丁寧に梱包されており、農家さんの大事な野菜を我々消費者に無事に届けようという思いが伝わってきます。 当店(たねや日牟禮茶屋)では故郷を感じる『おばんざい』を長年作り込んできました。 たねや・クラブハリエのお菓子同様、お客様には素材本来の味を楽しんでいただけるような食事メニューと調理方法を考えております。 普段から素材をよく選び、お料理の説明にも熱心に耳を傾けてくださるお客様にはもちろん、今まで食事の細かな内容や作り方などを気にする機会のなかったお客様にも召し上がっていただきたいです。 当店で食事をされ『普段の食生活にも取り入れてみようかな』『家でも有機野菜や、地元の野菜を買ってみようかな』と考えていただくきっかけになれば嬉しいです。 その先に農家さんの思いや自然の未来があると思っています。」 たねやグループ 女将 山本直子 「まずは普段の食事の材料選びから変えてみる。取材に同行し農家さんの思いを直接聞くことで今までよりも大切に丁寧に調理・食事をしようと思うことが出来ました。 私自身、プライベートでも坂ノ途中さんの野菜を定期購入してます。普段あまりスーパーなどに並んでいないような野菜が届くと新たな学びにもなるし、調理方法なども勉強できていつもの食事がさらに楽しくなります。ついてくる“おまけ”もいつも密かに楽しみにしていましたが、小野代表の熱い思いを知ることが出来て新たな学びになりました。 四季によって違う野菜が食べられること、これも豊かな自然あってこそです。 普段食べている野菜を知ることで、さらにその奥につながっている自然環境について考えるきっかけになることを願っています。」 今回の取り組みで紹介した坂ノ途中のお野菜は、滋賀県近江八幡市にある「たねや日牟禮乃舎」でお召し上がりいただけます。 この近江八幡の豊かな自然の中で四季の移ろいを感じ、旬のお野菜を召し上がっていただくことで、野菜の可能性や、その先にある農業、農家さんの思いもお届けできるのではないか…。 そんなことを考えながら、お客様が自然について考える一つのきっかけになれればと願っています。


坂ノ途中 × たねや取材レポート その1
坂ノ途中 × たねや取材レポート その2