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ラ コリーナ日誌
みのりと秋の音色
Text : 菊川 翔(キャンディーファーム)
- #サステナビリティ
- #キャンディーファーム(農藝)
- #ランドスケープ
5月に田植えをしたイネが育ち、ようやく穂が出てきました。
穂が出そろった日を「出穂日(しゅっすいび)」と呼び、出穂日から約40日で収穫を迎えます。
40日の間にイネは徐々に色が変わり、収穫前の田んぼは黄金色の綺麗な景色に。
けれど、お米がみのるとスズメが稲穂を食べに飛んできます。
それをなるべく防ぐために、ラ コリーナの田んぼでは「鳴子」を設置しています。
鳴子は、木の板に数本の木片を糸で吊り下げたもので、風が吹くと音がなり、その音でスズメを脅して追い払う昔から伝えられてきた農具です。
カラコロ、カラコロと、ラ コリーナを彩る秋の音色が聞こえるのは稲刈りまで。
今年はどんなお米が収穫できるか楽しみです。