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ラ コリーナ日誌
歳時菓 ～五泉～
Text : 桂浩子（広報室）
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4月8日の花まつりはお釈迦様の誕生をお祝いする春の行事。灌仏会（かんぶつえ）、降誕祭とも呼ばれるこの日、寺院では御堂に祀ったお釈迦様の像に甘茶を灌（そそ）ぐほか、白象の像をひく稚児行列などが行われます。
▲アマチャ(甘茶)
甘茶を灌ぐのはお釈迦様の誕生の際に龍が甘露の雨を降らせたという故事にちなむもの。アジサイ科のアマチャの葉を煎じた甘茶がよく用いられますが、かつては5種類の香料を使った五色水なども用いられたそうです。
花まつりにお届けする五泉（ごせん）は甘茶を練りこんだ求肥で粒餡、こし餡、みそ餡、白小豆粒餡、胡麻餡を包み、5色のそぼろをまぶしたお菓子です。
ころころと愛らしい五泉は４月８日、１日限りの歳時菓。公式オンラインショップでは3月15日よりご予約を受け付けています。
4月に入ればいよいよ春本番。華やぐ景色とともに季節のお菓子をお楽しみください。
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