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ラ コリーナ日誌
歳時菓 ~重五の節供~
Text : 桂浩子(広報室)
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五月五日の重五(ちょうご)の節供は、3月の上巳の節供と同様、中国から日本に伝わり暮らしに根づいた行事です。
もとは菖蒲や蓬など香りの強い植物を飾り、厄や穢れを祓う日でしたが、時代とともに変化し、男児の成長を祝うものとなりました。
重五の節供にたねやからお届けするのは香りのよい粽(ちまき)と柏餅。
粽は、円錐形のお餅を青笹とい草を使い職人が一本ずつ仕上げています。お餅を持つ力加減や包む速さは経験に培われたもの。三本、五本とまとめて結いあげた粽の姿は職人の技術のあらわれでもあります。
柏餅はこし餡、粒餡、みそ餡と三種類あり、餡によって生地も異なります。2023年からはみそ餡をよもぎ餅で包み、より香りをお楽しみいただけるようになりました。
粽・黒糖粽は5月1日から、柏餅は4月中旬から店頭でお求めいただけます。4月15日からは公式オンラインショップでもご注文を承りますので、ぜひご活用ください。
また、近江八幡の日牟禮ヴィレッジ 日牟禮乃舍では鯉幟を、彦根美濠の舎では兜飾りを店舗に飾ります。ともに5月10日頃まで展示しています。お立ち寄りの際にあわせてご覧ください。
▲日牟禮乃舍に展示されている藍染屏風筒がき
▲彦根美濠の舎で展示されている檜兜