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ラ コリーナ日誌
歳時菓 ~七夕~
Text : 桂浩子（広報室）
- #たねや
- #歳時
さらさら揺れる笹の葉と色とりどりの短冊。
華やかな七夕飾りとともに親しまれる織姫と彦星の伝説は、古代の中国がはじまりと伝えられます。
旧暦七月七日、天の川のほとりに輝く二つの星が最も近づくことから生まれた織女（しょくじょ）と牽牛（けんぎゅう）の物語。織女が養蚕や裁縫を、牽牛が農業をつかさどるとされ、七月七日のゆうべには供え物をし技芸の上達を星に願いました。
日本では神様に仕える女性 棚織津女（たなばたつめ）が豊作を願って織物を捧げる風習が古くからあり、中国伝来の行事とまじりあい七月七日の七夕を形作ったとされています。
星に願いをたくす七夕の歳時菓は夜空をあらわした「星あかり」。つるりと口あたりのよい葛餅に小豆と日向夏をあわせ涼やかに仕上げています。
「星あかり」は7月1日から7日までたねや各店舗でお求めいただけます。青笹のほのかな香りとともにお楽しみください。
