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ラ コリーナ日誌

バス停留所「北之庄ラ コリーナ前」新待合所の竣工式を執り行いました

Text : 黒川志歩(広報室)

  • #サステナビリティ
  • #ラコリーナ
  • #藤森照信先生

2024年4月25日、ラ コリーナ近江八幡前の「北之庄ラ コリーナ前」バス停に新待合所が完成。竣工式を執り行いました。

近江鉄道バス 長命寺線「北之庄ラ コリーナ前」バス停留所(近江八幡駅行)はこれまでもラ コリーナからお帰りの多くのお客様にご利用いただいておりました。

自然と調和する建物にはより快適にバスをお待ちいただけるよう、ベンチや屋根を設置。昨年11月に滋賀県と締結した「建築物木材利用促進協定」の滋賀県産材「びわ湖材」や飛騨高山の栗材を使用し木のぬくもりを感じる待合所となっています。設計はラ コリーナを監修いただく建築家・建築史家 藤森照信氏にしていただきました。

<滋賀県知事 三日月大造様より>

新緑映えるよい天気のこの日にラ コリーナ前にバス停待合所が開設されました。滋賀県で最も多くのお客様を集めるラ コリーナに、藤森先生のおそらく県内一、もしくは全国一かもしれない素晴らしいバス停待合所が誕生したこと、知事としても県民としても嬉しく思っております。

昨年11月に結んだ「建築物木材利用促進協定」の滋賀県産材もふんだんに使用いただきました。バスに乗ること、バスを待つことが楽しくなるようなそんな時間・空間としてこの待合所をご利用いただけることを期待しています。

<建築家・建築史家 藤森照信様より>

いままでもたねやさんのためにいろいろ変わった小さな建物を作ってきましたが、バス停を作ってと言われたときに驚きました。一番考えたのは周りの景観を壊さないように、けれど「あっ」と思うようなバス停の待合所を作ろうということです。

屋根から突き出たシラカシの木が大きく育ったときには木陰で涼んでいるような建物になるよう設計しました。チャレンジだった屋根の栩葺(とちぶ)きも、自然の素材を感じられ、これから先もっと周辺の景観と馴染んでいくのではないかと感じています。

バス停待合所を設計したのは初めてです。これから日差しの強い日、風雨の強い日にも楽しんで使っていただけるように期待しています。

<たねやグループCEO 山本昌仁より>

本日は朝早くからたくさんお集まりいただきありがとうございます。竣工式を執り行っている間にも黄色いちょうちょが飛び、小鳥のさえずりが聞こえてきました。この景色こそ近江八幡だなと感じます。この景色とラ コリーナにもバッチリなバス停待合所を藤森先生に考えていただき施工・ご協力いただいた皆様にも御礼申し上げます。

この建物には滋賀県産材「びわ湖材」を使用しています。木は触ることでもぬくもりを感じます。滋賀県の人、滋賀県の企業として滋賀県の木材やものをこれからも使っていきたいと思います。

これからゴールデンウィークが始まります。たくさんの人にバスとこのバス停待合所を利用していただきラ コリーナにもお立ち寄りいただければと思っております。

当日は、バス停待合所開設にご協力いただいた、
近江鉄道株式会社 取締役執行役員 自動車部長 立川敬一様
近江鉄道株式会社 自動車部 部長 北村真治様
株式会社匠 設計室チーフ 土井康成様
株式会社アキムラフライング・シー 代表取締役 中谷弘志様
株式会社秋村組 代表取締役社長 秋村洋様
にもご参加いただきました。

また、本日よりラ コリーナの前には新しい横断歩道が設置されています。
お帰りやバス停を使用いただく際には安全に道路を横断していただけるようご協力をお願いいたします。

たねやでは、"自然に学ぶ"お菓子づくりを目指しています。

多くの方にお越しいただくラ コリーナへ、公共の乗り物であるバスを利用いただきみんなで少しでも脱炭素社会へ貢献ができることにも期待しています。

ぜひバスをご利用いただき、のんびりゆったりと近江八幡の風や自然を感じながらラ コリーナへお越しいただけることを楽しみにしています。