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ラ コリーナ日誌
LAGO ✕ 比叡山延暦寺 水尾寂芳執行 Vol.2
Text : 植木志織(経営本部)
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2025年春の開業に向けラーゴ 大津の準備を進めていたある日、私たちは比叡山延暦寺の水尾寂芳執行(しぎょう)にお会いする機会に恵まれました。
2023年にお菓子の御用命を賜ったことからご縁がはじまった天台宗総本山 比叡山延暦寺。その奥深い歴史の一端をおうかがいすることができるのはとても貴重です。
比叡山を訪れた1月下旬、水尾寂芳執行は温かい笑顔で私たちを迎えてくださいました。
そして、1200年以上の長きにわたる伝教大師(最澄)の教えや「命あるものの共生」についてのお考えをお話しくださったのです。また、「比叡山は神が宿る場所、そしてそこにある木や石にも想いが積み重なっている」とも仰っていました。
比叡山延暦寺では、「比叡山の木々は伝教大師(最澄)の衣である」とのお考えのもと、お山の木々を伝教大師の衣を扱うように日々大切に守っているそうです。
比叡山は神様の宿るお山であると同時に、多様性をはぐくむ自然豊かな山でもあるのです。
私たちは、ラーゴ 大津の「琵琶湖の森」を比叡山系の野辺と位置付け、鳥や昆虫など身近な生き物を呼び戻す取り組みをはじめています。
そして今回、水尾寂芳執行をはじめとする比叡山延暦寺の皆さまとのご縁をきっかけに、お山で大切に守られてきた桜の苗木と3つの大きな石をラーゴ 大津にいただくこととなりました。
ラーゴ 大津にお越しいただく皆さまには、ぜひ四季折々の風景とともに、比叡山の自然を楽しんでいただきたいと思っています。
桜の苗木と3つの石の詳細は、後日ご紹介いたします。どうぞお楽しみに。
▲水尾寂芳執行、小森文道副執行、今森光彦氏、今森元希氏とたねやスタッフ
これからも比叡山延暦寺とのご縁を大切に、ラーゴ 大津で自然への感謝の想いをはぐくんでまいります。