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ラ コリーナ日誌
バームコーヒー講習会 後編 ―コーヒーのおいしい淹れ方―
Text : 桂浩子(広報室)
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バームクーヘンとのペアリングを考え、6年かけて開発されたバームコーヒー。
ラ コリーナではバームファクトリー2階のカフェやエアストリームカフェで提供するほか、バームファクトリー1階では100gのレギュラーコーヒーとドリップコーヒーを販売しています。
6月18日のバームコーヒー講習会ではドリップコーヒーを試飲し、おいしく淹れるコツも教わりました。
〇下準備
コーヒーバッグをカップにセットし、軽くゆらしてお湯を注ぐ面を平らにします。
〇お湯の温度
お湯が熱すぎると苦みが出てしまいます。目安は90~93℃。沸騰したお湯をそのまま使わず、器などに一度うつしかえると適温になるそうです。
〇お湯を注ぐ回数
ドリップバッグ(10g)であれば3回がベスト。
1回目は全体に少量のお湯をかけ、浸透させるため20秒蒸らします。2回目、3回目は中央にお湯を注ぎます。バックの縁から1センチ下あたりまで、たっぷりと。
お湯を注いだあとは動かさず、じっと待ちます。目安は2分ほど。成分をしっかり抽出するための大切な時間です。
バームコーヒーの試飲に続いて行われた質疑応答の一部を紹介します。
Q.バームクーヘンがない場合のバームコーヒーの楽しみ方は?
A.お湯の量を変える、蒸らす時間をしっかりとることで味の調整ができます。バームコーヒーはやや深煎りなのでミルクともよく合います。
Q.バームファクトリーカフェで提供するホットコーヒーとアイスコーヒーのちがい
A.バームコーヒーはやや深煎りですが、アイスコーヒーとしては浅い目。カフェではコーヒーの粉の量をやや多くして淹れていただいているかと思います。アイスにするとそこまで酸味はなく、きりっとした苦みとコクが出ます。
また、これからの季節はコールドブリュー(水出し)もおすすめとのこと。
作り方はお茶のパックなどにコーヒーを入れ、水と一緒に一晩おくだけ。コーヒー(粉)1に対し常温水は9~10。低温抽出によって口当たりがよく、よく冷やすとおいしいそうです。
講習会ではバームコーヒーについて幅広いお話をうかがうとともに、ペアリング体験により商品の特徴も実感できました。“バームクーヘンに合うコーヒー”の魅力をラ コリーナから発信できるよう努めていきます。
バームコーヒー講習会 前編 ―バームコーヒーの開発―