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ラ コリーナ日誌

バームコーヒー講習会 前編 ―バームコーヒーの開発―

Text : 桂浩子(広報室)

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6月18日、小川珈琲株式会社の方々を講師にお招きし、たねや・クラブハリエの従業員を対象にバームコーヒー講習会を行いました。

講師は小川珈琲株式会社 第1営業部 部長代理 三島洋平様、第1営業部 業務1課 課長 名村忠正様、総合開発部 企画開発課 課長代理 吉川寿子様の3名。“バームクーヘンに合うコーヒー”をより深く知ろうと講習会にはさまざまな部署から67名が参加し、開発経緯をうかがうとともにバームクーヘンとのペアリングも体験しました。

小川珈琲株式会社 第1営業部 部長代理 三島洋平様

第1営業部 業務1課 課長 名村忠正様

総合開発部 企画開発課 課長代理 吉川寿子様

バームコーヒーの開発が始まったのは2014年。
当時クラブハリエ B-studioカフェで提供していたバームクーヘンとコーヒーのセットに対し、「バームクーヘン専門店としてバームクーヘンの余韻で終えていただきたい」というクラブハリエ グランシェフ山本の思いから開発がスタートしました。

コンセプトは「高品質でありコーヒー風味もありながら主張しすぎない、バームを引き立てるコーヒー」。けれど、高品質のコーヒーは主張が強いもの。さらにグランシェフはコーヒーが苦手とあって、難しい開発だったそうです。

開発では、まずコーヒーの銘柄などを隠した状態で14、5種類をグランシェフに試飲いただき、「やや深煎り」「あっさり」などの味の方向性を確認。次に3種類のコーヒーで好みの焙煎度合いを探る…という具合に試飲会をかさねていきました。
2019年の秋には従業員向けの試飲会も開催し、投票を経て商品化するコーヒーが決定。その後も提供試験などを行い、2020年からカフェでの提供をはじめました。

バームコーヒーは3か国の有機コーヒーをブレンドしたやや深煎り。芳醇な香りとミルクチョコレートのような甘さを活かし、酸味と苦みの調和がとれた味わいが特徴です。
バームクーヘンとのペアリングでは「結構苦みがあるけれど、バームクーヘンと合わせるとスッキリする」という感想も出ていました。

講習会ではドリップコーヒーのおいしい淹れ方も教わりました。詳細は後編で紹介します。

バームコーヒー講習会 後編 ―コーヒーのおいしい淹れ方―