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ラ コリーナ日誌
素材をめぐる旅 ―もち米(稲刈り)―
Text : 広田和也(原材料管理室)
- #素材をめぐる旅
9月の下旬、もち米の収穫が始まったと伺いお世話になっている、近江八幡市の中西商店さんと東近江市の南花沢営農組合さんを訪ねました。
今年は去年以上の酷暑でしたが、大切に育ててくださり、立派な穂が実っていました。
今年のお米づくりは水不足に悩まされる年でした。
稲の成長には田んぼ内の水だけでなく、雨水も必要です。
今年の夏はほとんど雨が降らなかったため、田んぼの中は水不足になりました。
その結果、一部実が入っていない穂ができてしまいましたが、天候に対応できるように田んぼの水管理に工夫をすることで今年の猛暑を乗り越えて、立派な穂をつけました。
▲中西商店 中西さん
南花沢営農組合さんでは、田んぼの周りの草刈りや田んぼ内の雑草除去をこまめに行い、害虫や雑草の被害が少ないたっぷりお米が詰まったきれいな穂が実りました。
口に入るものは安心・安全なものをという思いからできるだけ自然に寄り添う米づくりをしてくださっています。
たねやでは、手塩にかけて育ててくださったもち米を大切に使わせていただき「ふくみ天平」や「大福」など多くの商品でお客様にお届けしています。
もち米の素材の味を活かしたお菓子をぜひご賞味くださいませ。