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ラ コリーナ日誌

クラブハリエのバームクーヘンとショコラバームを台湾で販売中

Text : 大谷茉里(広報室)

  • #クラブハリエ

現在、台湾のチョコレートブランド、Feeling18にてクラブハリエのバームクーヘンとショコラバームが販売されています。

Feeling18とのご縁は数年前、お菓子の世界大会に出場していたFeeling18のスタッフと、クラブハリエ 代表取締役社長 グランシェフ 山本隆夫が知り合いになったことがきっかけです。
滋賀県近江八幡市にうまれた、クラブハリエのバームクーヘンが海を越えて販売されるのは初めてのこと。

2024年12月下旬、台湾でクラブハリエのバームクーヘンが販売されているようすを視察してきました。


12月20日、台湾メディア向けの発表会が行われ、新聞、テレビ、雑誌など31社が参加。
インタビューに対して、Feeling18のマオ社長とクラブハリエグランシェフ 山本隆夫がそれぞれ次のように語りました。

Feeling18のマオ社長のコメント

「以前から台湾でおいしいバームクーヘンを販売したいという強い希望がありました。
コラボによって、国境を越えた対話ができたことをうれしく思います。
クラブハリエのバームクーヘンとともに、Feeling18のチョコレートも召し上がってください。
スイーツを通して日本と台湾間の交流を深めていきたいです」

山本のコメント

「日本だけで商いをしていると、世界を見るチャンスはなかなかありません。
世界大会に出て、文化が異なると普段食べているお菓子も異なるという事を知り、この台湾での販売をきっかけに世界に挑戦するよいきっかけをもらえました。

海外で商品を販売するのはこれが初めて。
台湾でクラブハリエのバームクーヘンが人気になるかはチャレンジです。
これを世界への第一歩にしたい」

またショコラバームの試食をしていた新聞記者にお話を聞くことができました。

「台湾の高齢者は近年、健康志向が強い。そのため甘すぎるもの、カロリーが高いもの、冷たいお菓子は避ける傾向にある。だが若者は甘いものが好きなので、人気が出ると思う。

高齢者の私にはショコラバームは少し甘すぎるが、温めて溶かす、というのがいいアイディアですね」

山本の話にもあったように、海外で商品を販売する際は、その国の流行だけでなく文化や習慣の違いをよく理解する必要があると感じました。


台湾は日本の沖縄よりさらに南に位置し、1年を通して日本より気温と湿度が高い気候です。

お菓子を販売する私たちにとって、気温はとても気になるところ。
商品が変質したり、急激な温度変化で結露したりしないか保管の環境も確認します。

また店頭でディスプレイされた商品を確認。
台湾のお客さまは、Feeling18のチョコレートとともに、私たちのバームクーヘンにも興味をもってくださっているようすでした。

バームクーヘンは私たちの予想以上の反響があり、追加で輸出する商品を用意しているところです。
私たちの自慢のお菓子が海を越え台湾の方にも喜んでいただけたこと、それを実際に目にすることができうれしく思いました。

Feeling18での販売は2025年5月下旬まで。
台湾にお出かけの際は、ぜひお手に取ってみてください!