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ラ コリーナ日誌

2026 アムール・デュ・ガトー限定商品の沖縄素材視察~現地で出会った特別な素材~

Text : 西嶋伸和(クラブハリエ生産管理室)/粕谷舞(広報室)

  • #クラブハリエ
  • #イベント

激しい雨の合間、一瞬の晴れ間にのぞいた沖縄県の美しい海

2026年7月31日~8月9日まで、ジェイアール名古屋タカシマヤにて開催される夏の祭典『2026アムール・デュ・ガトー~夏のスウィーツ大好き!~』。冬の「アムール・デュ・ショコラ」の夏版として知られるこの特別な会場で、今年のクラブハリエが掲げる食材のテーマは『沖縄』。

2026アムール・デュ・ガトー~夏のスウィーツ大好き!~

アムール・デュ・ガトーで使用する特別な素材を探すため、私たちは6月に沖縄県を訪れました。視察中はあいにくの雨模様。激しく降ったり止んだりする雨の合間、一瞬の晴れ間にのぞいた曇り空と海が、私たちを迎えてくれました。

今回の視察では、お菓子の主役となる素晴らしい素材を育てている、2つの農家さんを訪ねました。

豊な自然に囲まれた、東村(ひがしそん)のパイナップル畑

豊な自然に囲まれた、やんばる・東村のパイナップル畑

まず訪れたのは、沖縄本島北部に位置する東村(ひがしそん)のパイナップル畑です。この地域は「やんばる(山原)」とも呼ばれ、手つかずの大自然が広がる素材の宝庫でもあります。ここでは、丁寧に熟成の状況を見ながら、大切にパイナップルが育てられていました。

ひと口にパイナップルと言ってもたくさんの品種があり、熟し方もそれぞれ異なります。例えば、濃厚な甘さが特徴の『ゴールドバレル』。

濃厚な甘みが特徴のゴールドバレル

この美味しさを一番良い状態でお客様にお届けするため、午前中に収穫したものを、なんと当日の午後には出荷しているそうです。農園で働かれている方々は、「午後は暑いし、収穫してすぐ発送するのは本当に大変さー」と仰っていました。大変だけど、手間は惜しまずおいしいものを食べてもらいたい――。植え付けから収穫まで、並々ならぬこだわりを持って取り組まれていました。

植え付けから収穫までの並々ならぬこだわりを伺う様子

また、東村の特産品をつくるべく、非常にめずらしい『ホワイトココ』という希少な品種の生産という新しいチャレンジもされています。白い果肉から漂うのは、まるでココナッツのような甘い香り。


ココナッツのように甘く香る希少なホワイトココ

実はこれ、グランシェフ山本が大好きなパイナップルでもあります。私たちが訪れたときは少し先に収穫時期を控えた小さな実が、愛らしく身を寄せ合っていました。

アムール・デュ・ガトーの会場では、沖縄県で感じた農園の皆様のこだわりと、パイナップルそのものの美味しさをダイレクトに味わっていただくため、お菓子の素材として使用するだけでなく、瑞々しい「カットパイン」としても皆様にお届けいたします!甘い香りと溢れる果汁をそのまま閉じ込めた、現地ならではの美味しさをぜひ会場でお楽しみください。

東村のパイナップル農園の皆様と

惜しみない手間と愛情が注がれる、恩納村(おんなそん)のパッションフルーツ農園

農園の方のお話を伺っている様子

次に向かったのは、甘酸っぱく芳醇な香りが弾ける恩納村(おんなそん)パッションフルーツ農園です。パッションフルーツは年に2回、2期作で収穫ができます。今回は、2期目の収穫を間近に控えたタイミングでハウスにお邪魔してきました。

収穫を間近に控え、ハウスの中でじっくり熟成を待つパッションフルーツ

自然落下の衝撃から果実を守るため、ネットや袋が張り巡らされたハウス内

驚いたのは、木と木の間に張り巡らされたネット。吊るされた実は、熟し加減を見ながら、ひとつひとつ丁寧に袋で保護されていました。

熟し加減を見極めながら、手作業でひとつずつ丁寧にかけられた保護袋

枝から自然に落ちたものを熟成させ、食べごろを見計らって出荷するパッションフルーツ。ネットに落ちるそのわずかな衝撃でも傷がついてしまうため、農園の方が傷にならないよう手作業でネット(保護袋)をつけられているのだといいます。「せっかくなら、きれいで本当においしいものを食べてもらいたい」という一心で注がれる、惜しみない手間と愛情を感じました。

ハウス内で大切に追熟される様子

その場で、農園の方が「これが今一番おいしいよ」と、食べごろの実を自ら選んで割ってくださいました。パカッと分けた瞬間から瑞々しく、芳醇な香りが広がり、非常においしいものでした。

芳醇な香りと弾ける種の食感に感動!

お菓子に仕立てる際、パッションフルーツは種を濾(こ)して使うのが一般的です。しかし、現地でもぎたてをバリバリと音を立てて食べたとき、種そのものが持つ弾けるような食感と酸味、それがよりおいしさを引き立てていました。

現地の感動をそのままお菓子へ。プチプチとした「種」があえてのこされます

「この現地の感動を、そのままお届けしたい」
シェフたちが導き出した答えは、あえて種を残してお菓子にするということ。

今回の会場で登場する「ハートブラウニー パッションフルーツ 6ピース」の表面を彩るソースにも、この現地で感動したおいしい種が贅沢にそのまま残されています。一見すると種の多さに驚かれるかもしれませんが、これこそが「まるでパッションフルーツそのものを食べているような食感」を楽しんでいただくためのこだわりです。

恩納村のパッションフルーツ農園の方と

今回はほかにも、沖縄県の豊かな自然の中で育つグァバやマンゴー、そして貴重なバニラの視察もさせていただきました。どこの農園でも、農園の方々が並々ならぬ愛情を注いで素材と向き合っていらっしゃる姿がとても印象的でした。

ハウスの中でお日さまをいっぱいに浴びて育つ、みずみずしいマンゴー

現地で私たちが肌で感じた感動と、農園の方々の情熱。そのすべてを詰め込んだ夏の2026アムール・デュ・ガトーを、どうぞお楽しみに!