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ラコリーナ日誌
キャンディーファーム産ホップを使った フレッシュホップエールを2026年も販売
Text : 藤澤茉由(キャンディーファーム)
- #ラコリーナ
- #キャンディーファーム(農藝)
たねや・クラブハリエの自社農園キャンディーファーム。
ホップ栽培とビール造りは今年で2年目を迎えます。
収穫したフレッシュホップは昨年と同じく二兎醸造株式会社(TWO RABBITS BREWING COMPANY)さんの手により、クラフトビールの一種「ゴールデンエール」へと姿を変え「キャンディーファームフレッシュホップゴールデンエール」として9月3日から販売を開始しました。
収穫の恵みをそのままに、グラッシーで華やかな香りが広がる、爽快ゴールデンエールです。

※なくなり次第今期終了
今年3月、昨年育てたホップの株を冬の間ポットで養生させたものと、新たに分けていただいた株を土に植え直しました。
土には、たねや循環堆肥やホップに必要な有機肥料などをたっぷりと混ぜ込み、昨年より排水性が良くなるよう土を高く盛って整えました。
このように実験的に土の高さや植え方を変えながら、それぞれの生育の違いも観察しています。

ホップがある程度の高さまで成長すると、下の方の葉はカットし沢山出てくるわき芽を誘引しながら上へ上へと伸ばしていきます。




お花にも見えるかわいらしい果穂、毬花(まりはな)がたくさん実った7月末。
TWO RABBITS BREWING COMPANYの方々も含め数名で収穫を行いました。
大きな株をバッサリと刈り取って工房棟に持って入り、毬花をひとつひとつ見分けながら摘み取っていきます。


毬花を開いてみると中には黄色い粒が。
この「ルプリン」といわれる花粉のようなものがビールの香り、苦味のもととして重要な役割を果たしてくれます。

風味のよいビールに仕上げるため、茶色くなったものや小さすぎる毬花は使いません。
厳選して毬花を摘み取り、今年はバケツに山盛り3杯分ものホップが収穫できました。
その収穫量はなんと約4kg。昨年の2.25倍に達しました。

香りや味が落ちてしまわないよう、収穫後すぐにTWO RABBITS BREWING COMPANYさんの醸造所へ移動し、ビール造りに取り掛かります。
私たちがラコリーナでホップの収穫をしているころ、醸造所ではすでに麦汁の仕込みが始まっていました。
「麦汁」とは麦芽を煮だして作る茶色くて甘い液体で、これがビールのもとになります。
そこへ先ほど収穫したフレッシュホップを袋に詰めて投入しました。
85度の麦汁に約1時間程度漬け込み、ホップの香りを引き出します。


その後、酵母を加えることで発酵が始まりアルコールが生まれます。
数週間ほど発酵と熟成の期間を経てビールは完成!
缶に充填され、私たちの手元に届きました。
9月3日より販売をスタートした「キャンディーファームフレッシュホップゴールデンエール」。
フレッシュホップならではの香りをぜひお楽しみください。

収穫を終えた現在も水やりや根っこの養生など、来年に向けた私たちのホップ栽培は続いています。
今後もキャンディーファームの活動にご注目ください!