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ラ コリーナ日誌

ラ コリーナの草屋根ー秋枯ー

Text : 菅原 宰子(広報室)

  • #ラコリーナ
  • #キャンディーファーム(農藝)

緑の木々や草に包まれた夏のラコリーナが終わりを告げました。
田んぼの稲は刈り取られ、葉が赤や茶色に変化しています。

夏は緑だったメインショップの草屋根にも、変化がおとずれました。

「秋枯(あきがれ)の草屋根もいいんですよ。」
たねや クラブハリエの自社農園、キャンディーファームの都志ガーデニングプランナーは言います。

今回は「秋枯の草屋根」をクローズアップします。

▲コブナグサ
イネ科の植物。染料にも使われています。
まっすぐに伸び、茎の先に紫褐色または白緑色の穂をつけます。

▲イヌタデ
ピンク色の花が集団で咲き、草屋根からこぼれ落ちるようにこんもりと茂っています。

▲セイタカアワダチソウ
黄色い花が咲き、高く伸びます。河川敷や、空き地などでよく見かける植物です。
雑草扱いされてしまうセイタカアワダチソウですが、増えすぎないように管理しながら草屋根の上で彩りを与えてくれています。

この植物たちは、風や鳥のふんによって草屋根まで運ばれてきました。
屋根の上で芽吹いた植物を取り除かず、スタッフが手入れをすることで、このような草屋根になります。

キャンディファームのスタッフが「秋枯の草屋根」から刈り取ってきた植物は丁寧に束ねドライフラワーに。冬にはリースやクリスマスツリーとして使用し、店舗に飾ります。

秋のラ コリーナ。
植物がひとつひとつに役目を与えられ、誇らしげに生きています。

ラ コリーナにお越しの際は屋根にも注目してください。