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ラ コリーナ日誌
ラ コリーナの稲刈りと脱穀
Text : 菊川 翔(キャンディーファーム)
- #キャンディーファーム(農藝)
- #お米づくり
9月7日と8日、10月5日に稲刈りをおこないました。
ラ コリーナの稲刈りは田植え同様、全て手作業で行います。参加者が各々に鎌を使って稲を刈っていきます。
3、4株刈るとそれを1束にまとめ、麻ひもで縛ります。
しっかり縛っておかないと稲が乾燥した際に落ちてしまいます。
ラ コリーナでは稲の乾燥も自然まかせ。
収穫した場所から稲架(はさ)を立てていき、束ねた稲を架けていきます。
木製の杭と竹、荒縄を使用した稲架も組み立ては手作業です。稲架は風で倒れてしまうこともあるため、しっかりと立てるには少しコツがいります。
稲架に稲を架けて稲刈りは完了。1週間ほど乾燥させたら次は「脱穀」です。
そして晴天にめぐまれた10月19日、脱穀をおこないました。
脱穀は稲から籾(もみ)を外す作業のこと。足踏み式脱穀機を使って脱穀したあと、唐箕(とうみ)に通して籾とゴミを分別します。
全部合わせると、玄米で1トンくらいの収穫がありました。
通りがかったお客さまにも脱穀を体験していただきました。
唐箕を見て「子どもの頃これ使ってたよ」という方もおられました。
約半年続いた今年のお米づくりもこれで終了です。苗の準備から始まったラ コリーナ日誌も今回で最後。
お米づくりは大変な作業も多かったですが、すごく楽しみながら栽培できたと思います。
まだまだ反省点も多いので来年に引き継ぎ、少しでもよくできるように頑張ります。