2023年の母の日にあわせ販売する「母の日ケーキ」を決める社内コンペを3月23日開催しました。コンペ参加者はクラブハリエ製造スタッフ。優秀作品は5月12日〜14日の3日間、滋賀県内の八日市の杜、彦根美濠の舎、守山玻璃絵館、近江八幡店で販売いたします。

各部署での試作を経て、11作品の出品がありました。

１次審査の様子

見た目、味、構成等を基準にシェフによる厳正なる審査を行い、4作品が通過となりました。

エントリーNo.5　辻 歓人さん（八日市の杜工房）

「マダム～madame～」
バラが香るエレガントなマダムをイメージしたベリーのケーキ

〈出品者コメント〉
エレガントなバラをまとったようなマダムをイメージしてケーキを作りました。派手な色合いではなく、どことなくシックで華やかな白と赤を基調にそれぞれ違うテクスチャーのパーツで構成し、それでいて一体感のあるまとまりに仕上げ、ベリーの中にふんわり香るローズのパルファム、甘さの中に酸味とオレンジの苦みと香りを閉じ込めました。グラサージュも極力、味に干渉しないようにシンプルに且つ光沢の出る様に配合や温度に気を付けました。
※グラサージュ･･･つや出しや乾燥防止のため、表面をコーティングする糖衣のこと

エントリーNo.7　西岡 はるなさん（八日市の杜工房）

「ブーケ」
果肉たっぷりジュレで包むはちみつムースとベルガモット

〈出品者コメント〉
外側のジュレに果肉をたっぷりと使い、ベルガモットの爽やかな酸味を中に閉じ込めて母の好きなアールグレイが香るようにしました。

エントリーNo.10　唐崎 亮さん（日牟禮館工房）

「ムー」
ふわふわ優しく爽やかなチーズケーキ
ベリーがアクセント

〈出品者コメント〉
母の日のケーキということで、柔らかく優しい味わいのケーキを作ろうと考えました。食感にこだわり、生地にはたっぷりとシロップを含ませ、ふんわりしたムースとクリーム、そして果肉感のあるジュレ、トロリとしたソース。柔らかい中にも差を作ることで、食感を作りました。また、お酒を随所に使って旨味を作り、優しい味わいに仕立てました。爽やかなフロマージュブランが甘酸っぱいベリーを包み込み、華やかなパッションフルーツが香る、母の日に向けたチーズケーキです。

エントリーNo.11　大橋 拓光さん（日牟禮館工房）

「メルシーママン」
日向夏と完熟苺の甘酸っぱいあじわい

〈出品者コメント〉
初夏を感じられる日向夏を使用し、さっぱりと食べられるケーキをイメージして作りました。ムース・コンフィ・ゼストなど、日向夏をまるまる使用しています。とくにコンフィは、種以外の皮・実・ワタ・薄皮など日向夏の全てを余すことなく使っています。日向夏のみだと酸味が弱かったのでレモンと併用し、味に厚みを出すためにセンターにムースリーヌを入れています。生地にはたっぷりシロップとコンフィを塗っています。
※ゼスト･･･果物の表皮のみを削ったもの
※ムースリーヌ･･･カスタードクリームにバターを加えたクリームのこと

母の日ケーキコンペは、4月15日15:00〜 クラブハリエ グランシェフ 山本 隆夫による最終審査が行われ優勝者が決定します。最終審査の模様は、たねや･クラブハリエ 公式 instagraｍでインスタライブを行いますので、ぜひみなさまも優秀作品や気になる作品を応援してください。