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ラ コリーナ日誌

素材をめぐる旅 ー新茶ー 

Text : 山本純子(仕入部)

  • #たねや
  • #素材をめぐる旅

一番茶の収穫作業が始まったと伺い、5月初旬、滋賀県土山町の「グリーンティ土山」さんを訪ねました。

加工場に到着すると、新茶の清々しい香りに包まれました。今年は3月の気温が低く、芽が出るのが遅かったのですが、4月から気温が上がり、順調に成長しているとのことでした。

この地域は野洲川沿いの茶畑で、清らかな水があるため霧にも包まれ、日照時間が長く、お茶づくりに非常に適した土地です。

こちらでは、茶の木に新芽が出ると約3週間ほど、黒い覆いをかぶせて日光を当てずに栽培します。日光を遮ることで茶葉の成長が遅くなるため、濃い緑の柔らかい葉になり甘みや旨味のあるお茶になります。

右が覆いをかぶせた茶葉。日光を遮ることでこんなにも成長が違います。また、葉自体も、覆いをかぶせた茶葉はとても柔らかいです。

やぶきた・おくみどり、さえみどり、つゆひかりなど、多くの品種を育てるほか、美味しいお茶を作るためにたくさんのチャレンジをされています。

中央は、グリーンティ土山 代表理事の藤村さん。
約10万坪もある茶畑の成長具合を見ながら、覆いをかぶせ、適期を見定め収穫していく。肥料のタイミングを見極めるためにも、毎日畑の状況を確認しているとお話しくださり、お茶へのこだわりと深い愛情が伝わってきました。

収穫された茶葉は、酸化を進めないために20時間以内に加工されます。輻射熱(ふくしゃねつ)でじっくり乾燥させるため、レンガ製の立派な碾茶炉(てんちゃろ)を使用することで、香り高い荒茶が完成します。

出来上がった鮮やかな緑色の荒茶は、再度乾燥・選別をかけ、茎や葉脈まで取り除いた上で、石臼で粉砕加工し、抹茶が出来上がります。

たねやでは、丁寧にお作りいただいた「土山茶」を使用した【生どら 抹茶】を期間限定で販売しています。香り高い土山茶。ぜひ、ご賞味くださいませ。