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ラ コリーナ日誌
2024 ハリエプロジェクト クリームチーズコンペ 一次審査
Text : 林 俊史(コーポレートデスクシェフ)
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9月10日からの1週間、県内各店舗やオンラインショップにて期間限定販売を予定している『クリームチーズを使ったお菓子』を決める社内コンペ(ハリエプロジェクト)を開催いたしました。
この「ハリエプロジェクト」はシェフとともにクラブハリエの商品のおいしさを支えるたくさんのスタッフの個性や技術を活かせる場としてスタートし、今年で3年目の社内コンペとなります。
参加対象者はクラブハリエの若手製造スタッフ。
今回は生菓子部門(要冷蔵ケーキ類)と焼き菓子部門(パン類含む)を設け、それぞれ募集をした所、両部門合計で17作品の応募がありました。
出品者各自が通常業務外の時間を利用し試作を繰り返し準備を進め、それぞれが当日審査会場に作品を持込み一次審査に挑みます。
生菓子部門
店頭販売のプティガトーが規格となります。いずれもクリームチーズに合う食材を組合せて構成されています。
よく使われる素材ゆえの難しさもあったでしょう。
見た目、味、テーマ性、構成、等を基準にシェフによる厳正なる審査が行われます。
レシピや原価計算を行った希望価格も提出資料に含まれていて審査の対象となります。
生菓子部門では12作品中、こちらの3作品が一次審査通過となりました。
エントリーNo.5 高橋 依和さん(日牟禮工房)
「フロマージュ・アプリコ」
エントリーNo.10 宮崎 恵理さん(八日市工房)
「アプリコ・テ・フロマージュ」
エントリーNo.8 西岡 はるなさん(八日市工房)
「charme(シャルム)」
焼き菓子部門
続いて焼き菓子部門。
店頭販売はもちろんですが、オンラインショップでの販売も視野に入れたパッケージングを想定した規格になります。焼き菓子に関しては日保ちを考慮するとクリームチーズの味が出にくい傾向にあります。
味をしっかりさせた上で日保ちをクリアするための工夫をそれぞれがしてきたことでしょう。
5つの作品が出品されました。
生菓子部門同様に厳正なる審査の上、一次審査を通過したのはこちらの3作品です。
エントリーNo.3 辰田 公平さん(近江八幡工房)
「かぼちゃのチーズタルト」
エントリーNo.4 入江 未久さん(ジュブリルタン工房)
「ネージュ」
エントリーNo.5 木村 穣さん(ジュブリルタン工房)
「フロマージュバブカ ~アジアンテイスト~」
一次審査を通過した生菓子3名、焼き菓子3名は最終審査に向け微調整をして挑みます。
最終審査はクラブハリエ グランシェフ 山本、セクターシェフ 妹尾、そして私、林によって7月18日に行われ、両部門の優勝が決定いたします。
最終審査の模様は、たねや・クラブハリエ 公式instagramのインスタライブでご覧いただけます。
お楽しみ下さい。