カテゴリ
ラ コリーナ日誌
田んぼの生きもの観察会 2024
Text : 坂口 美佳(経営企画室)
- #ラコリーナ
- #キャンディーファーム(農藝)
6月22日(土)ラ コリーナ近江八幡にて生き物観察会を開催しました。
社内スタッフや地元企業のご家族など計35名にご参加頂きました。
ラ コリーナがある滋賀県も数日前に梅雨入りし、お天気が心配でしたが梅雨の晴れ間で少しムシムシした気候での観察会となりました。
昨年と同様に琵琶湖博物館の学芸員さんに来ていただき、まずは生き物観察会をする上での心構えを教えていただきました。
そしていざ、ラ コリーナ内の田んぼへと出発です。
どんな生き物がいるのだろうとワクワクしながら足取り軽く進んでいきます。
田んぼに到着し、まずびっくりしたのはオタマジャクシの多さ!
人影にびっくりして一斉に動き出します。
子供たちは早速たくさんのオタマジャクシを捕まえていました。
大きなオタマジャクシはトノサマガエルです。
トノサマガエルは農薬の影響を受けやすく今は数が減っているそうですが、無農薬のラ コリーナの田んぼでは沢山育ってくれていました。
学芸員さんは「これが本来の田んぼの光景なんですけどね・・・。」とおっしゃっていました。
いろんな場所で沢山の生き物たちがいる田んぼを見ることができて、いつまでも子供たちのワクワクする場所が田んぼや野原だといいなと思いました。
▲トノサマガエルの上に小さなアマガエルが乗っているかわいらしい光景も
その他にもヒメアメンボ、コオイムシ、ホウネンエビ、カナヘビやトンボを捕まえた子たちもいました。
皆でいっぱい生き物採取をした後は、観察の時間です。
どんな生き物がいたのか、白いトレイに入れて観察しました。
また、琵琶湖博物館から顕微鏡をお借りして微生物と呼ばれる小さな生き物まで見せていただきました。
子供たちも普段は見ることのできないミクロの世界に興味津々です。
子供達には今日のお気に入りの生き物を紙に記録してもらいました。
改めて生き物をじっくり見てみると、目がクリクリでかわいいところや、羽に色が入っているところなど新しい発見も。
生き物を元の場所に戻して生き物観察会は終了です。
ラ コリーナのテーマは「自然に学ぶ」。
私たちの住む地球には多種多様な生き物がいて、お互い関わり合いながら生きています。
色んな生き物がいて、土地が豊かだからこそ様々な作物がつくれて私たち人間も生きていくことができます。
今回は次世代を担う子供たちに、五感を使って生物多様性の大切さを学んでもらいました。
ラ コリーナにも大小さまざまな生き物が暮らしています。
お越しの際は、ぜひ田んぼの中や草むらも覗いてみてください。
※普段ラ コリーナ近江八幡では生き物採取はしていただけません。