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ラ コリーナ日誌
アート✕和菓子 Limited Editionについて滋賀県知事に表敬訪問に伺いました
Text : 黒川志歩(広報室)
- #たねや
2024年11月28日、アートセンター・福祉施設やまなみ工房と取り組む「アート✕和菓子 Limited Edition 2025」について、滋賀県 三日月大造知事へ報告する機会をいただきました。
やまなみ工房 山下完和施設長、2025年の作品を制作されたアーティスト 小川翔陽様とともにたねや 代表取締役社長 山本昌仁が滋賀県庁に伺いました。
2023年12月から行う「アート×和菓子 Limited Edition」はやまなみ工房の取り組みや、そこから生まれる多彩な作品を多くの方に知っていただきたいと考え、和菓子や風呂敷などの様々な商品と組み合わせお届けするものです。
2年目のアーティスト 小川翔陽様の作品は鮮やかな赤色のボールペンで描かれ、繊細ながら力にあふれています。多くの作品をお楽しみいただけるよう約240点の作品を採用し、ひとつに組み合わせました。
滋賀県 三日月大造知事コメント
翔陽さんの作品一つ一つが映えるので、パッケージや風呂敷になっている作品を近くで見るととても面白い。たくさんの好きなものが集まった作品がパッケージになっており、見ていてもワクワクする素敵な取り組みです。やまなみ工房のアート作品を使用するこの取り組みは、施設やアーティスト、ご家族はもちろん、社会にとっても新たなご縁が生まれるきっかけになると思います。
やまなみ工房 山下完和施設長コメント
▲左からアーティスト 小川翔陽様、やまなみ工房 山下完和施設長
小川翔陽さんは2018年にやまなみ工房へ入所されました。大好きなドライブで今まで見てきた景色や雑誌の写真などから、気に入ったものを赤いボールペンで描かれていて、施設には今や数えきれないほどの作品があります。彼の好きなものがたくさん集まった作品が今回のように一つの形になるのは僕たちも驚きでした。
やまなみ工房の活動でうまれた作品をアートとして美術館に飾るだけではなく、お菓子のパッケージになることで全国の家庭に届き、彼らの社会の中での居場所や理解につながると嬉しく思います。
株式会社たねや 代表取締役社長 山本昌仁コメント
昨年からスタートした「アート✕和菓子 Limited Edition」の商品は本当に多くのお客様に手にとっていただきご好評をいただきました。今年は小川さんの作品を使用した商品と風呂敷をたねや全店で販売いたします。小川さんの作品はボールペンで描かれた濃淡が赤一色とは思えない鮮やかさで、今回は240点もの作品を使用させていただきました。菓子屋として日本の伝統文化である風呂敷の美もアート作品とともにお伝えできればと思っております。たくさんの方にアート作品と和菓子を楽しんでいただきたいです。
アート✕和菓子 Limited Edition 2025の商品は12月20日よりたねや全店、およびたねや公式オンラインショップにて販売いたします。
この機会にぜひ、素敵なアート作品に触れてみてください。