春のおとずれ、近江の祭

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ラコリーナ日誌

2025.03.15

Text : 猪田祐梨奈（広報室）

春の気配を感じるラコリーナ近江八幡。
近江八幡市の伝統文化「左義長まつり」をより多くの方に知っていただくため、フードガレージエリアでは、3月15日・16日限定で「近江（おうみ）の祭」を開催しています。

左義長まつりとは、毎年3月中旬に日牟禮八幡宮周辺で行われる厄除けと五穀豊穣を願う伝統の火祭り。
近江八幡に春の訪れを告げるお祭りです。
このお祭りに欠かせない山車（だし）は毎年、日牟禮八幡宮周辺の13の地区で制作し、神社に奉納されます。

イベント会場には各町の法被（はっぴ）がずらり。

左義長まつりにかかせない赤紙も会場を彩ります。

左義長まつりの風物詩、たねやの「竹羊羹」。
ほのかな青竹の香りとともに黒糖の風味の羊羹をお楽しみいただけます。
竹筒の底に錐などで空気穴を開け、中の羊羹をつるりと出す工程も楽しい一品です。

飾り赤紙を模した近江八幡名物の赤こんにゃく入りの「左義長そば」。
ひんやりした空気の中、やさしいお出汁が体を温めます。

左義長祭りの露店でよくみられた「あたまはり」。
色も鮮やか、昔ながらの素朴なあめです。

普段は製造や物流を担当している若手スタッフたちも売り場に。
自分たちの手で作った竹羊羹をお客さまへ直接お渡しできる、貴重な機会をいただきました。

自社農園キャンディーファームで育てた山野草の販売も行っています。
多肉植物や寄植えがずらり。
中には草屋根の形をした寄植えも！

今年10周年を迎えたラコリーナではまだまだイベントを計画中。
これからのラコリーナもどうぞお楽しみに！