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ラ コリーナ日誌

キャンディーファーム産ホップを使った フレッシュホップエール【後編】

Text : 藤澤茉由(キャンディーファーム)

  • #ラコリーナ
  • #キャンディーファーム(農藝)

ラ コリーナ近江八幡にある、たねや・クラブハリエの自社農園 キャンディーファーム。
ここで育てたフレッシュホップを使ったスペシャルなビール、「クラフトビール キャンディーファームフレッシュホップエール」が誕生しました。

※ご好評につき たねやでの販売は終了しております。

きめ細やかな泡立ちと豊かな香り。
ホップの爽やかなフレッシュさをそのまま感じられる、心地よい味わいのビールです。

最近よく耳にする“クラフトビール”という言葉。
みなさまはどのようなビールのことを指すかご存じでしょうか?

クラフトビールとは、小規模な醸造所でビール職人が手間ひまをかけて丁寧に造る、個性やこだわりの詰まったビールのこと。

キャンディーファームフレッシュホップエールは、まさにそのクラフトビールの魅力を体感できる一本となっています。

さて、今回の【後編】ではクラフトビールの製造工程についてご紹介いたします。

7月末、ホップの収穫をした日。
私たちがラ コリーナでホップの収穫をしているころ、二兎醸造株式会社(TWO RABBITS BREWING COMPANY)さんの醸造所ではすでに仕込みが始まっていました。

まずは麦汁づくり。
「麦汁」とは麦芽を煮だして作る茶色くて甘い液体で、これがビールのもとになります。

そこへ私たちの収穫したフレッシュホップを細かくちぎり、袋に詰めたものを投入しました。
香りをしっかりと引き出すために約20分間、お茶を抽出するようにじっくり煮込む必要があるそうです。

その後、酵母を加えることで発酵が始まりアルコールが生まれます。

数週間ほど発酵と熟成の期間を経てビールは完成!
缶に充填され、ついにわたしたちの手元に届きました。

ラベルデザインはTWO RABBITS BREWING COMPANYさんのスタッフの方によるもの。
キャンディーファームのロゴマークもあしらわれていて、とてもチャーミングです。

9月12日より販売をスタートした「クラフトビール キャンディーファームフレッシュホップエール」。

今回キャンディーファームで育てた作物がひとつの商品となり、みなさまの手に取っていただけたことに私たちは喜びを感じました。

これからもより香り高いホップを収穫できるよう、日々試行錯誤を重ねながら大切に栽培を続けていきます。

また、ラ コリーナ近江八幡内の畑で育てた生姜を使った洋菓子や、田んぼでたくさんのスタッフと大切に育てた「ラ コリーナ米」が販売されています。

キャンディーファームの新たな展開にもぜひご注目ください!