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ラ コリーナ日誌

クラブハリエ 日本橋三越店 6月20日リニューアルオープン 〜本館で紡ぐ、新たな「お菓子」の物語〜

Text : 粕谷舞(広報室)

  • #クラブハリエ

2026年6月20日、クラブハリエ 日本橋三越店がリニューアルオープンいたしました。
私たちの日本橋での歩みは、1984年に和菓子の「たねや」が滋賀県外で初出店の地として、暖簾を掲げたことから始まりました。
その後、2001年に関東初のバームクーヘン専門店としてクラブハリエが出店してから約25年。
多くのお客様に支えられ歩んできた私たちは、このたび長らく親しんだ新館から、百貨店の象徴であり重要文化財でもある「本館」地下1階へと場所を移し、次なる一歩を踏み出します。

日本橋で巡り合う、限定の味わい

店舗限定として新しく登場するのが「あんサンド SOU(そう)」です。
素朴で、どこか懐かしい。誰もがほっとするような味わいを求めて、毎日食べたくなるような、いつも身近にあってほしいお菓子にと、日々のお菓子作りへの想いを層のように重ねました。
ふんわりしっとりとしたなめらかな質感のロール生地で、北海道産小豆の豊かな風味とふくよかな食感を残したこだわりの餡をサンド。素材の味わいが重なり合うおいしさで、心ほどけるひとときをお届けいたします。

そして、リニューアルを祝した紅白の「バームクーヘンmini」や、三越様のシンボル「ライオン」をあしらった日本橋限定パッケージも、皆さまのご縁を繋いでまいります。

今回の移転で、同じ本館地下1階のフロアに和菓子の「たねや」と洋菓子の「クラブハリエ」が揃いました 。
40余年前、滋賀の小さな菓子舗を温かく迎えてくださった三越様とこの街への感謝を忘れず、これからも「和と洋」の両輪で、お菓子を通じた豊かな文化をお届けしてまいります。

滋賀の自然を、日本橋の森へ

新しい店舗の装いは、私たちのブランドアイデンティティである市松模様で仕上げています。
什器の素材に選んだのは滋賀の風景を象徴する「松」の不燃古材。
さらに床には温もりのある「ナラ材」を敷き詰め、伝統ある本館の建築美に調和する、滋賀の自然を凝縮したような空間を創り上げました。
実は、私たちがお菓子屋を営むさらに前、江戸時代の山本家のルーツは「材木商」にありました。
松は一年中青々とした葉を絶やさないことから「不変の心」の象徴とされます。
三越様が掲げる、日本橋という「道(五街道)」に芽吹く「森(カルチャーリゾート)」という大きなビジョン。
その森の中で変わらぬ「縁」を紡ぎ続けたいという願いを、私たちの原点、材木商としての歴史を映す「木の温もり」に込めました。
三越様が創る大きな森の中に、滋賀の木がしっかりと根を張り、これからも皆さまの笑顔を見守り続けます。

お菓子と歩んだ、おいしさの記録

店内で目を引くのは、壁一面をアートのように彩るディスプレイです。
バームクーヘンをはじめ、これまで大切に作り続けてきた焼き菓子たちのサンプルを、一つひとつ敷き詰めました。
それは、職人たちが想いを込めてかさねてきた、「おいしさの記録」。
眺めているだけでワクワクするような、お菓子の楽しさが溢れ出す空間です。
こちらは写真撮影やSNSへの投稿も大歓迎です! 
ぜひ、あなただけのお気に入りの「実り」を見つけてみてください。

根っこは、人。これからも共に

歴史ある日本橋三越本店 本館という、新しいステージ。
三越様がこの場所に芽吹かせた、人が集い、文化が流れる「道」というビジョンに寄り添いながら、私たちもお菓子を通じた温かなつながりを、これからも大切にしていきたいと思っています。
グランシェフの山本はよく、「根っこは、人。」だと話します。
大きな木が育ち、豊かな実を結ぶために何より大切なのは、目には見えない場所でしっかりと地を張る「根」の存在。
私たちたねやグループにとっての根っことは、美味しいお菓子を届けるために汗を流す職人やスタッフです。

そして、そこで豊かに実るのは、支えてくださる百貨店の皆さまや、この場所へ足を運んでくださるお客様との大切なご縁であると信じています。
新しく生まれ変わった日本橋三越店で、皆さまと共に、また新しい「年輪」を一つひとつ重ねていけることを、スタッフ一同、心より楽しみにお待ちしております。