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ラ コリーナ日誌

上生菓子 晩秋

Text : 桂浩子(広報室)

  • #たねや

刈り取った稲を円錐状に積みあげたり、田んぼの畦(あぜ)の木に棒を渡して干したり。太陽や風の力で稲をじっくり乾燥させるのは脱穀前の大切な一仕事。地域によって干し方や呼び方はさまざまですが、こがね色の稲穂が並ぶさまはみのりの季節ならではの景色です。

菓銘 稲架の里

ずしりとおもい稲穂を干す稲架(はさ)掛けは、秋におなじみの風景でした。こし餡を包んだ栗時雨(くりしぐれ)です。

色づく野山や里の風情をうつした「上生菓子 晩秋」のご予約はたねやの各店舗にて承ります。和菓子職人がつくりあげる折々の景色をお楽しみください。