カテゴリ
ラ コリーナ日誌
手づくりの餅花で彩るお正月
Text : 黒川志歩(広報室)
- #サステナビリティ
- #ラコリーナ
- #たねや
12月28日、たねやの店舗には餅花が飾られます。
この餅花は、30年以上社内スタッフが手づくりしています。
餅花は日本各地で伝えられ、五穀豊穣や幸福を願う縁起物です。
今年の餅花制作がスタートしたのは12月9日。
担当するのは商品企画室 ディスプレイのスタッフですが、飲食部門や県内の販売スタッフ、キャンディーファームも一緒に作業を行いました。
店舗でぽろりととれないように柳の芽をひとつひとつ取り除き、納品する店舗にあわせサイズをわけ、20〜30本ずつ束にしていきます。
▲芽取り前の柳の枝
▲芽取りができた柳の枝
今年制作する餅花は合計で89束。
使用する柳の枝は約3,000本です。
今年、飾り付けする紅白のお餅にはキャンディーファームが育てたもち米を使いました。
もち米の量は約60kg。
虫食いや割れなどで美味しく食べることができないもち米を使用します。
白い餅はもち米本来の色。
紅い餅は今年から、天然着色料である赤米粉などを使用し優しい色味になりました。
完成した餅花は、年末からお正月飾りとしてたねやの店舗で飾ります。滋賀県内の「日牟禮乃舍」や「彦根美濠の舎」ではさらに華やかに飾ります。
たくさんの餅花をつくるのは大変な作業ですが、伝統のお正月飾りをみなさまに楽しんでいただき、伝統に触れるきっかけになればと思っております。
▲彦根美濠の舎の餅花
店舗にお越しの際はひとつひとつスタッフの手作業でつけられた、鮮やかな餅花をぜひお近くでご覧ください。
今年、ラ コリーナ日誌では110以上の取り組みをご紹介してきました。
たくさんお読みいただきありがとうございます。
ラ コリーナ近江八幡は来年10周年を迎え、3月にはいよいよ滋賀県大津市の湖畔に「LAGO 大津」がオープンいたします。
明年も変わらぬご愛顧を賜りますよう、どうぞよろしくお願いします。