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ラ コリーナ日誌

ラーゴ 大津 活動日誌② 〜フィールドワーク後編〜

Text : 川尻 七魅(キャンディーファーム)

  • #ラーゴ大津
  • #キャンディーファーム(農藝)
  • #ランドスケープ

フィールドワーク前編に続き、今森光彦先生と巡った近江の魅力あるエリアをご紹介します。

【マキノ町萌木(もえぎ)の国】
高島市マキノ町には今森先生が管理される雑木林「萌木の国」があります。
木を活用するための雑木林には管理サイクルがあり、それによってできる環境を利用する生き物がいることを学びました。

雑木林ではたくさんの“やまおやじ”に出会いました。
“やまおやじ”とは、クヌギやコナラの古木のことで、ごつごつした見た目や堂々としたたたずまい、また雑木林を長い間見守ってきた存在という意味を込めて今森先生が名づけられました。
“やまおやじ”は、しいたけの榾木(ほだぎ)をとるための管理によってできるもので、“人が管理する雑木林”のシンボルとも言えます。

やまおやじの予備軍やミニやまおやじ、貫禄のある立派なやまおやじなど、雑木林ではさまざまな“やまおやじ”に出会いました。
これらもまた、生き物たちが利用する環境のひとつになります。

【朽木(くつき)】
滋賀県の中でも北部に位置し、積雪が多い地域です。
朽木ではその環境ならではの生き物に出会いました。

ウスバシロチョウ

すりガラスのような綺麗な羽根を持つチョウです。
氷河期からの生き残りといわれており、積雪する地域の山間部で見られます。
寒さに耐えるため、毛が多いのが特徴です。

サンショウに産卵するアゲハ蝶を観察しました。
アゲハ蝶の幼虫はサンショウなどのミカン科の葉を食べて育ちます。
虫たちは食べられる植物が決まっておりそれを食草(しょくそう)といいます。親は必ず食草の近くに卵を産み付けます。

クロジョウカイ

ニシカワトンボ オス

生き物たちの生活を知ることはとても興味深いです。
いろいろな生き物たちの得意とする環境や食草などをもっと知り、より多くの生き物たちに出会える環境を作りたいと思いました。

ラーゴ 大津にお越しいただく方々がさまざまな生き物や植物に触れ合うことのできる、たくさんの“いのち”が繋がる場所にしたいと思っています。

多くの人に愛される「琵琶湖の森」を目指します。