5月24日、みんなで創る 未来の田んぼプロジェクト3年目の田植えを行いました。

無農薬、無化学肥料で栽培するお米が、自然の中でどのように育まれ食卓に上がるのか。みなさんと一緒に手作業での田植えや稲刈りを通じ、私たちの食や農が抱える多くの課題に取り組むプロジェクトです。
約4,000㎡の田んぼの田植えに参加いただいたのは大学・高校・中学の学生さん、企業団体の方々、たねやグループのスタッフそしてご家族、総勢111名です。

（下記、敬称略）

近江兄弟社高校 インターアクトクラブ
立命館守山中学校・高等学校
滋賀県立河瀬中学校・高等学校
摂南大学 農学部
京都大学 小林研究室
立命館大学 食マネジメント学部
ヤマザキ動物看護大学
株式会社日吉
みずほ銀行
株式会社良品計画
井村屋グループ株式会社
冨田酒造
株式会社SHIRO
OfficeK LLC 403合同会社
特定非営利活動法人 まるよし
日本政策金融公庫
滋賀県庁

田植えの時はまだ生き物は少ないですが無農薬の田んぼには色んな生き物がたくさん集まってきます。そして植物、稲にとっては大敵の雑草も生えてきます。
雑草が生えないように、また雑草よりも早く稲が生長するように今年から「ポット苗」での育苗を始めました。

ポット苗は細かい穴がたくさんあり、一つの苗に対して一つのポットが割り当てられます。

平たい苗箱で苗をまとめて育てます。一般的な方法です。

ポット苗は一定の密度で育てられるので根がしっかりと生長します。田植え時にも根を切ることなく植えることができ、田んぼで早く根を張り生長できることが特徴です。

たっぷり水を張った田んぼで田植えをすることも雑草対策です。

はじめにキャンディーファームのスタッフから苗の植え方を教わり、4人一組で「ころがし」という木枠を使って等間隔に植えていきます。
簡単そうに見えますが木枠をまっすぐ進めるのもコツがいります。横の稲と揃っているか、木枠が曲がっていないか確認しながらみんなで息を合わせて転がします。

収穫まで稲の生長に合わせて水の管理や除草作業を行い美味しいお米が実るようキャンディーファームのスタッフが大切に育てます。そして10月にラ コリーナ米として販売予定です。
ラ コリーナへお越しの際はぜひ道向かいのお米の成長ものぞいてみてください。